食といのちのむすび隊
中溝ブログ
骨髄バンク普及映画を作る会

 

2019年4月27日(土)骨髄バンクフォーラムのお知らせ


2019年4月27日
「移植医療の成果と課題を共有しよう」

広島大学医学部 応仁会館
13時〜17時

公益財団法人 日本骨髄バンク/つばさ共催・市民公開講座があります。

是非ご参加いただき。血液疾患に関する知識を学んでいただければと思います。
詳しくはこちら

代表 中溝裕子のコメント

池江選手の件で骨髄バンクへの問い合わせがたくさんきております。

もうすぐ最新のデータが出ますが、おそらくドナー登録者は50万人近くになるかと思います。

献血みたいにすぐに骨髄を提供できるわけではありません。
提供の内容を知ってご理解いただき、ご家族の同意を得ていただかなくてはなりません。

ドナーさんが増えると患者さんにとって生きるチャンスか増えることは間違いありません。
たくさんの方に骨髄バンクの必要性や骨髄移植がどのように行われるかを知って学んでいただき、ドナー登録していただければ幸いです。

…私自身25歳で白血病(骨髄異形成症候群)を宣告されました。
同じスポーツ選手として池江選手の心情がよくわかります。

池江選手の報道を耳にし、あの頃の気持ちが思い出されました。

治療は長く厳しく一言では言い表せません。
正直キツかったのですが、自分を信じ、医学を信じ、きっと元気になると信じきっていました。
口内、出血性膀胱炎の痛みと感染、高熱や合併症そして拒絶反応との闘いの中、妹のいのちと共に生かされてることにありがたいと感じる自分がいました。

投げ出したい、ここから逃げたい気持ちはありませんでした。

だって妹のいのちと一緒に生かされているのですから。。

点滴3年間、、、
ご飯が食べれない辛さは堪え難いものがありましたが、きっと食べれた時はどんなに美味しいんだろう
どんな幸せを噛みしめられるのだろう。。
とその時を楽しみに待っていよう!!
そう思っていました。

妹の骨髄提供、家族のたくさんの愛
お医者さんや看護師さん懇親的な治療
友人やファンの方々の温かいお言葉、、、

ありがたい多くの励ましを胸に決して負けない気持ちがありました。

池江選手の現在の状況はわかりませんが、きっときっと乗り越えて、元気になって復活していただきたいと切に願っております。

機会があれば白血病を克服した患者として何かアドバイスさせていただければと思います。

ひとりでも多くの方にお伝えすべく活動を頑張ります。

NPO法人 食といのちのお結び隊 代表
公益財団法人 日本骨髄バンク 評議員

プロゴルファー 中溝裕子

 

遊裕字適 リカバリー! みんながいるから 骨髄バンク